読書記録: [読了] 面とペルソナ

面とペルソナ

先日、 人のキャラクタが外部に受け入れられることによって人格が侵食されていくという話を聞き、 その際に出てきたのがこの本のタイトルでした。
教科書で取り上げられるようなのですが記憶になかったので、 青空文庫で見つけてきて読みました。
とても短いので一気に読めます。

教科書に載っていたというので物語のようなものを想像していましたが、 数学の証明の文章みたいに淡々と説明されています。
しかし最後は証明終わりとは行かず、 何か投げかけるわけでもなく終わり、 なんだか言いしれぬ恐怖感のようなものを感じます。
哲学的だなーと思ったら、 著者の 和辻哲郎 氏は哲学者さんだそうで納得。

作品の冒頭でも書かれていましたが、 なんとなく当たり前のように思っていたものをいざこうやって考えてみると全然答えにたどり着いた感じがしないんですね。
うーん、 時間を空けてもう一度読んでも変わらなさそうだし、 なんだかもやもやします。

ところで結局読んだ記憶がなかったのですが、 調べていたときに教科書に般若の面が載ってたと聞いて微妙に記憶の片隅に引っかかるものがあるので、 授業で飛ばしたのかもしれません。

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