KIRIN Home Tap を1年間使ってみた感想

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KIRIN Home Tap の新規申し込みが4月から再開されるそうで、2月末までプレ登録の受け付けを行っています。
多い場合は抽選のようですが、募集人数は公開していないようですね。
一体どのくらい募集するのでしょうか……。

参考になるかどうか分かりませんが、1年強利用したので感想などをつらつらと書いておこうと思います。

入手までの長い道のり

ご存じの方も多いかもしれませんが、毎月新規募集をする度にすぐに埋まるというのを繰り返していました。
埋まるだけなら人気と言うことで仕方がないのですが、正直サイトの作りが良くなくて全然進めないまま終わってしまうので、なかなかにフラストレーションが高まる感じでした。
2017年夏前に流石にキリンもこの状態は良くないと認識したようで、しばらく募集を止めてがっつり数を確保すると豪語され、そして8月22日にがっつり募集を再開しました。
まぁ想像に難くないと思いますが、数時間つながらないサイトができあがりました……。

申し込みを進めていく際に入力した情報を JSON で投げつけているのですが、サーバの負荷で 500 (Internal Server Error) を返してくるのですね。
しかし JavaScript 側にその処理が入っていないので、入力後の読み込み中を表すくるくる回るあのアイコンが出たままです。
サーバはエラーを返したのでもうこの読み込み中は永遠に終わらないわけで、リロードするしかありません。
しかしこのくるくる、正常に進んでいてサーバの応答が遅いだけの可能性もありまして、その際には逆に通信が成功する可能性大なのでリロードすると負けなわけです。
結局、ブラウザのインスペクタ(開発者向けに提供されている内蔵ツール)でどのような通信が入っているか見ないといけない、なんとも過酷な戦いを強いられました。

異常系をケアできないのはなんとなく分からなくもないのですが、受注した会社様におかれましては反省頂きたく今後とも宜しくお願い致します。
今回の募集は数が多いと抽選のようなので大丈夫だとは思いますが、無事会員になれたあとの商品や日付の変更でぽちぽち操作しているといまいち感がありますので、ビールが届けばまぁいいかなくらいの広い心でお待ち頂ければと思います。

そんなこんなでなんとか勝利を収め、9月下旬にビールサーバ本体が先に到着し、10月からビールの定期購入がスタートしました。
長かったな……。

ビールサーバについて

ガスが漏れやすいとかパッキンが取れやすいとかいろいろ有りましたが、2018年秋に改良されてそのあたりの問題は解消しました。
ファンが回るので静かな部屋だとかすかに音が聞こえますが、それほど気にならないのではないかと思います。
運転中(冷却中)を示すランプのようなものは無いので、むしろ消し忘れたりします。

だいたい公式サイトにあるとおりなので書く事もあまりないのですが、一番最初に炭酸をセットするときにちょっとどきどきしました。
炭酸ガスが吹き出したらどうしようとか考えてたのですが、向きだけ気をつけていればクルクル回して締めていくと漏れることもなく拍子抜けするほど簡単です。
なお1本は予備としてついてくるので、万一炭酸ガスが全部抜けてしまっても大丈夫です。
会員を続けているうちにこの予備分がたまっていって邪魔になりますので……。

あと構造上中身が分からないので、お使いのグラス何杯で1リットルかを気にしておくと良いかもしれません。
慣れてくるともうすぐなくなりそうなサインは音と手元の振動で分かってきます。
なおセットした翌日に飲むくらいは大丈夫ですが、残りがとても少ない場合は味が薄くなる感じがします。

ビールについて

現在のところ、定常的に購入できるものは「キリン一番搾りプレミアム」のみです。
キリン一番搾りプレミアムは、ギフト向けの一番搾りの上位商品のようですね。
当初は一番搾りより甘みが強く感じられて個人的には食べ物を選ぶ感じだったのですが、一度リニューアルしてバランスが良くなりオールマイティな感じになりました。

これとは別に、期間限定のビールが2,3箇月に1回くらい入ります。
今のところ殆ど隙間なく入ってきているので、期間限定が良ければそっち、そうでもなければキリン一番搾りプレミアムにするみたいな流れです。
もちろん両方もありです。
今まで飲んできたものをあげてみますね。

グランドキリン JPL は瓶で飲んだ際には苦味が強すぎる印象でしたが、こちらはほどよく苦味が抑えられており、これぞラガーという感じに仕上がっておりました。
定常商品を希望していますが、残念ながら2018年には再販されませんでした。

グランドキリン IPA は瓶同様のしっかりとしたホップ感があり、それでいて爽やかな感じがありました。
KIRIN ホームタップで飲む場合は全体的に品質管理が徹底されるせいか、バランスが良くフレッシュさが感じられます。 こちらも定常商品を強く希望していますが、残念ながら2018年には再販されませんでした。

スプリングバレーブルワリー 496 は香りが良くがっつり苦味が来るキリン社内ベンチャーのビールです。
どっしりした感じなので、結構好みが分かれるかもしれません。
2018年冬に続き、本年も登場しました。

ペールエールはマイルドで明るい、やや柑橘系っぽいビールだったはず。
飲みやすかったので結構注文しました。
2018年春の商品です。

ミッドサマーエールはさっぱりとしたビール。
コリアンダーがややスパイシー。
個人的に軽すぎるかなーという印象でした。

秋味はご存じ秋限定のビール。
麦のうまみががっつり感じられ、秋のおいしい食べ物とマッチします。

一番搾りとれたてホップはホップ感がありつつも明るくバランスの良いビール。
これも飲みやすいですね。

ブラウンエールはカラメルのような香ばしい甘みが感じられ、それでいてバランスが良く何にでも合う感じです。

ビールの詳細は ビールについて に載っていますのでご参照下さい。
当初からキリンが提唱していた通り、食事に合うものを提供しているのかなという印象ですね。

また基本的に定常一種と季節限定一種なので、種類が少ないのがネックだなと思っています。
季節限定が好みでないものだと一択になってしまうので。
これについては、いくつかの記事を読んだ限りでは現在の会員数が2,000ないし3,000人程度と少ないのが原因かなと思いますので、今後会員が増えることでビールの種類が増えるのではと期待しています。

キリンという会社について

あくまで個人的な感想ですが、商品を作り出す力はとても凄いです。
ただ、それを運用するのがとても下手な印象です。
例えばビールテイスト飲料(ノンアルコールビール)の先駆けといえばキリンフリーで、他社では真似できないほどちゃんとビールの味を実現していましたが、2年後にサントリーのオールフリー、その翌年にアサヒのドライゼロに抜かれて3位に転落しました。
あとはグランドキリンはセブンイレブンと共同開発で、500ml 缶と同じ場所に陳列可能という店舗側のニーズを満たしつつ、直接飲んだときに香りや飲み心地が良くなるよう広い開口部を持ったオリジナルの瓶を開発するほどの力の入れようでしたが、何故か販路の拡大を理由に缶になりました……。
当然場所によるとは思いますが、販路の拡大といいつつ近所のセブンで軒並み見なくなってしまいました。
参考: 品質クローズアップ

ホームタップについてはサポートが少々心配で、洗って使うキャップに使い捨てのストローを挿すのですが、ここまで挿してねってカラーコピーを郵送してきたのですが全然見えないです。
写真だとどこまで挿しているか見えないように思うかもしれませんが、現物の紙も見えないです。

hometap letter

またキャンペーンでは大ポカをやらかしています。
以下のようなお知らせで特に併用不可の特典は明記されていませんでしたが、実際には1年継続の 10% OFF 特典と併用不可という事が問い合わせで発覚しました。

いつもKIRIN Home Tapをご利用いただき、誠にありがとうございます。
本日は、12月まとめ買いキャンペーンのご案内です。
◎12月ビール注文4セット以上のご注文で、1月以降のビール追加注文1セットを20%OFF◎
なお追加注文10%OFF特典は、12月中もご利用いただけます。合わせてご利用ください。
※10%OFF特典は、サービス継続一年以上の方に限ります。

1セット2,000円のビールを4セット買うと、追加分の2,3,4セット目が 10% OFF になるという特典(2,000+1,800+1,800+1,800 = 7,400円)が、まとめ買い 20% OFF 特典が適用されると割引が1セットのみで 10% OFF が併用不可なので高くなる(2,000+2,000+2,000+1,600 = 7,600円)という謎キャンペーンとなります。
もちろん一年に満たない方はこの問題は起きないのですが、殆ど募集を止めている状態なので結構な割合がこれに引っかかると思うのですけれどもね。
実は退会率も高いとかなのかな……。

本件指摘したところ私だけ値引きみたいな話をしてきたので、値引きに興味はなくて会社としてどう考えるのか教えてという話をした結果、対象の顧客全体に併用可能とする方針に転換されました。
しかし問い合わせないと動かない姿勢には疑問を感じます。

サービス自体については今後コスト削減の一環で冷蔵(クール宅急便)で送るのは夏期(5月から10月)のみに変更になります。
工場から自宅まで一貫した温度管理で品質を守ると豪語していたのですが……。

他にも色々ありますが、本当に品質は凄いです。
それだけにもったいないというのが正直な気持ちです。

長期利用特典について

今後どうなるのか分かりませんが、長期利用で特典があります。

先ほども言及しましたが、1年間継続して利用すると追加分(2セット目以降)のビールが 10% OFF になります。
200円くらいですけれど。

あと何故か4000円相当のカタログギフトを一度贈ってきたことがあります。
結構条件が厳しい(定期購入を一度もスキップしていない等)ものだったので、継続的にあるサービスではないかもしれません。

まとめ

家で飲むビールとしては金額が高く見えるかもしれません。
最低注文数である月2セット(4リットル)だと月額も含めて税抜き6,900円ですから、350ml 缶にして603円くらいですね。
しかし得られる体験やビール自体のうまさはなかなかのものですので、うまいビールを求め日夜さまよっている方は是非お試し頂きたいなと思います。

なおキリン株式会社さんにおかれましては、お店向けのタップマルシェで定常的に複数種類を出荷されているのを存じ上げておりますので、是非ホームタップにも定常的に複数種類をご提供頂きたく宜しくお願い致します。
グランドキリン IPA とグランドキリン JPL が定常商品になるのをお待ちしております。

ではホームタップのビールを飲む作業に戻ります。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。

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sakura