iPhone 14 Pro Max First Impression

なにげに iPhone のファーストインプレッションは(記録にある限りでは)初めてみたいです。
なのでちょっと私の iPhone 遍歴から書いてみたいと思います。

iPhone 遍歴と購入動機

iPhone が米国で発表されてから注視していましたが、iPhone 3G が日本で出てからもアプリの対応状況が芳しくなかったのでしばらく静観し、結局最初に入手したのは iPhone 3GS でした。なので2009年からですね。
そこから iPhone 4S, iPhone 5s(docomo), iPhone 6s(SIM lock free), iPhone 8, iPhone 11 Pro と2年ごとに乗り換えてきました。

しかし iPhone 13 シリーズはパスした結果、3年が経過しました。
主な理由としては2点あり、進化の速度が緩やかになっていると個人的に感じていて2年では買い換えるほどの魅力がなかったことと、コロナ禍で殆ど在宅ワークになったためにバッテリの劣化がすすまなかったこと。
特にバッテリについては今までは2年も使っていると劣化を体感するほどだったので「乗り換えざるを得ない」というパターンだったのですが、3年経っても最大容量が97%で実際まだそこまで劣化を感じていないです。

iPhone 11 Pro バッテリ最大容量

正直4年いけるかもという気持ちだったのですが、円安やインフレが継続しそうなことと、まだ iPhone の価格に円安が完全には反映しておらず今後更なる値上げがありそうなことを勘案し、3年経ったしそろそろ乗り換えておくかーという気持ちで乗り換えました。
もちろんカメラの進化やアクションモード、常時表示など気になる機能があったというのもあります。

何故 iPhone 14 Pro Max なのか

世の中の人が iPhone 14 mini を熱望する中で何故一番大きくて重い iPhone 14 Pro Max なのか。
これはある程度手の大きさがあるので持つのには苦労しないという大前提がありますが、通勤がなくなったので片手持ちの操作がマストではなくなったのが大きな理由です。
その中でスペックが高くて画面が大きいものを考えると自然に iPhone 14 Pro Max になりました。
また今までケースを使っていなかったのですが、最近流行りのショルダーストラップをつけたら大きくても取り回しが楽なのではないかという目論見もありましたし、実際良い感じです。
そんなわけでファーストインプレッションをつらつらと書いていきたいと思います。

大きさ

片手で握れますが、片手親指で操作できるのは画面の下半分のみです。
なので文字入力なら片手でもいけますし、大きさがあるので両手でもいけます。
重さをまぁまぁ感じるので、両手で入力する方が安定する感じはありますね。
後述しますが、大きさ・重さがある分ショルダーストラップ運用はかなり良いです。
ただストラップを短めにすると写真撮影時に煩わしい事があるので調整が必要そうです。
横向きで撮影する場合は左90度回して画面の撮影ボタンをタップしていたのですが、逆にして音量ボタンを押して撮影するようにしたらちょっと良くなりました。

ちなみに iPhone 14 Pro Max のサイズがあると iPad mini が不要という説も聞かれますが、Kindle の固定レイアウトや PDF は厳しかったです。

画面

画面の鮮やかさが iPhone 11 Pro から格段にあがっており、過去の写真を表示させても凄く鮮やかになっていてびっくりしました。
1世代ずつは少しずつの変化なのかもしれませんが、3世代だとなかなかインパクトがありますね。
ダイナミックアイランドは良く出来ていると思いますが、今のところあまり活躍の場がないです。ある意味地味な方が正しい気がしますが。
動画やゲームなどの全画面表示では目立ちますが、そこはピンホールでも変わらないでしょうね。

以前からそうですが、大音量にしても音が割れる事がなく音楽として聴けるのは凄いですね。
音が沢山鳴っていると中音域の解像感がやや落ちる印象でしたが、そこまで気にすることもなさそうです。

ディープパープルは凄く格好良くて気に入っています。
今回はケースをつけてしまったので全体は見えないのですが、カメラ部分だけ覗いておりこれもなかなか良い感じです。

カメラ

一番の進化はやはりカメラの性能でしょうか。カメラの解像感は凄くあがった気がします。
またアクションモードはとても良くて、室内や都会の夜でも割と機能しているように思います。
Vlog 的な使い方はかなりマッチしそうです。

MagSafe

今更 MagSafe になりましたが、寝室の Qi 充電器に載せておいたのにずれていて充電されていなかった経験があるので地味に便利です。
またデスクでは宙に浮いた状態で充電できるので、ケースにつけたストラップ用のアンカーが邪魔になりません。

ケースとストラップ

ちょっと番外編的になりますがケースとストラップについても。

最近流行りのショルダーストラップのついたケースをいろいろ見てみましたが、元々ケースをつけていないのもあってどうにもピンときませんでした。
そんななか、機能性抜群のカメラバッグやストラップなどのアクセサリを手がける Peak Design がケースも作っている事を知り、既に Peak Design の商品を利用している身としてはとてもマッチしていると思いすぐに購入を決めました。さわり心地もよく満足しています。
ちなみに銀座に直営店があり、全てのものを手に取って体験することが出来ます(先日行った際にはまだ iPhone 14 シリーズ用は入ってきていませんでしたが)。

Peak Design のケースとストラップ

また背面の MagSafe を利用したウォレットも使ってみましたが、普段利用するクレジットカードが1,2枚であるのもあって非常に快適に。ただ磁力を使っているため、銀行カードなど磁気のみのカードは念のため避けた方が良さそうです。
ストラップは身体にフィットさせると重さを感じずこれもとても良く、また取り外しが出来るので取り回しは楽ですね。

Peak Design のケースとウォレット

クリエイターキットを使い、同じく Peak Design から出ているキャプチャーというカメラをベルトなどにマウントできる金具と合わせると、Vlog を撮るのに良さそうな感じになります。
いろいろ試してみましたが、斜めがけした鞄につけると良さそうです。ちょっと水平を出すのに苦労しますが。

Peak Design のクリエイターキットとキャプチャ

また、自転車に取り付けるマウントなどもあり、クリエイターキットもそうですが「ハードロック」というマグネットの他に物理的につめでロックされる機構によって引っ張っても外れず安全に取り付けが可能なのも良いですね。

まとめ

使ってみると本当に進化を感じることが出来ました。買ったら満足できるというのは流石ですね。
アクションモードをいろいろ試すのに動画を撮っていたら iCloud の空き容量を使い切ってしまい、2TB を契約することになったのはご愛敬。
これからも末永く使っていけそうなので、普段あまりやらない動画撮影などいろいろチャレンジしていきたいと思います。

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Posted by yokky