Cloudflare にドメインを移管してコストを削減する
Cloudflare ではレジストラ(ドメイン管理)サービスがありますが、なんとドメイン更新費用が原価との事なので試してみました。
何故ドメイン更新費用が原価なのか
「ドメイン更新は登録されているクレジットカードで自動的に更新されるので、ここにコストなんてかからないでしょう?」という事のようです。
それは確かにそうなのですが、本当に手数料を取らないというのは凄いですね。
移管にあたり注意しておくべき事項
ドメインの DNS サーバを Cloudflare のものにする必要があります。
どうしても自前の DNS サーバを使わなければならなかったり、現在使っている DNS サーバにある独自機能を使っていたりする場合は注意が必要です。
例えば AWS Route53 で管理していて CloudFront や ELB のエイリアスを使っている場合など。
逆にここがクリアされれば、DNS サーバのコストも削減できますね。
具体的にいくらなのか
こちらの Cloudflare Registrarで登録できるドメイン一覧と更新料金がよくまとまっていますのでご参考まで。
残念ながら日本でよく使われる jp は対象外ですが、対象のドメインをお持ちなら更新費用が最安になるので一考の価値はあるかと思います。
ちなみに今回移行したドメインでは、com ドメインが 10.10USD で1,382円、net ドメインが 9.15USD で1,249円でした。
(移行した日が違うのでレートがちょっと異なりますが、1USD=137円弱でした)
金額差としてはそこまで大きくはなさそうですが、毎年かかるものなので長期になればなるほど差が出てきますね。
ちなみに whois は自動的に個人情報が出なくなり、Cloudflare が代理で受け取ってくれるようになります。
こういうオプションが有料のところもあるので、無料で且つ自動的にそうなるのは特に個人利用ではとても良さそうです。
まとめ
DNS サーバ移行時には、現在設定されているレコードを読み取って Cloudflare に反映してくれましたので非常にシンプルでした。
気づいたらドメインがどんどん増えてしまうような方にもお勧めです。
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