Mosh(Mobile shell) 導入

Mosh(Mobile shell) が良いというので試しに導入してみました。
SSH を置き換えるとありますが、最初の認証は SSH を使って mosh-server を起動する仕組みのようです。

FreeBSD7.x 及び FreeBSD8.x に portmaster でさくっと導入。

portmaster net/mosh

コマンドを叩くのはさくっとですが、いろいろコンパイルするのに結構時間がかかりますね……。

MacOS X には http://mosh.mit.edu/#getting にある pkg ファイルを落としてきて導入しました。

まだそれほど使い込んでいるわけではないので第一印象的ですが、UDP ベースだなと思う箇所が随所にあります。
それがメリット・デメリット双方を生み出しています。

メリットはなんといっても、SSH より体感できるほど向上するレスポンスでしょう。
またサスペンドからの復帰後や Wi-Fi AP の切り替わりによっても、接続が維持される点でしょうか(後者はまだ未体験ですが)。

反面デメリットもあります。
設定ファイル等の多量のテキストを貼り付ける事があるのですが、その場合にしばらく止まったようになってしまいました。
せっかくレスポンスが向上したのにもったいない感じです。

ところで試した環境では接続するサーバによって頻度が異なるものの、SSH 認証後にうまく接続出来ず Ctrl+C も効かずに困る状態が発生することがあります。
サイトを見ると Ctrl+^ . で強制終了できるようですが、日本語キーボードのせいかうまくいきませんでした。
最初の fortune のせいかと思って切ってみたりもしましたが原因不明……。
それっぽいプロセスを kill したら進んだりして本当に謎です。

Android も今後対応予定のようなのでこれからかなー。

追記

よく読んでみるとレスポンスについてはローカルエコーのおかげなようです。
サーバにまだ送れていない文字はアンダーバーが出るみたいな表記がありますが、今のところそのような表示を見ていないので何ともいえません。

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Posted by yokky