ハワイや北米で簡単に使える Ready SIM を試す
数年前にハワイへ行ったときにはキャリアのローミングで済ませていましたが、2段階といいつつ普通に使うと最大額になるので3泊で1万円を超えてしまいます。
とはいえ当時は SIM ロックフリー端末の入手や SIM 購入とアクティベーションのハードルが高く、安心簡単という点では優れていました。
しかし最近では事情も変わってきたようですので調べてみたところ、T-Mobile の MVNO として展開している Ready SIM が簡単で良さそうなので試してみることにしました。
Ready SIM のサイトでも日本への発送が可能なのですが、20日くらいかかる事もあるというのと送料が9.9ドルかかるので、以下のような amazon などで代理店が売っているものを買う方が良さそうです。
いくつかの業者が amazon に出しているようですが、私は万一問題が発生した場合にサポートしてくれるという事でジャパエモさんから購入。
Ready SIM にはアメリカ国内通話し放題でデータ量少なめの音声 SIM とがっつりデータだけのデータ SIM の二つがあるのですが、代理店では音声 SIM しか見つけられませんでした。
現地で調達する場合、ホノルル空港では入手できずワイキキのワールドトレードセンター内(2015年現在は工事中のためパシフィックビーチホテル内)の Hoku247 というお店で買えるようです。
空港からワイキキまでが不安だったので音声 SIM を購入しましたが、ハワイでは日本語で受け付けてくれるお店も多いので通話し放題はなかなか便利だと思います。
ちなみに SIM には切れ目が付いていて、ノーマルサイズでも microSIM でも nanoSIM でも対応しています。
上記 amazon では nanoSIM とそれ以外になっていましたが同じものが届きました。
今回利用した端末は、ぎりぎりになって入手できた iPhone 6s SIM ロックフリー版と、ドコモショップで SIM ロックを解除してもらった Xperia Z1f です。
到着後だと作業できるような場所がなかなかないので、航空機内で到着前に SIM を入れ替えておきます。
ただ現地の基地局の電波を掴んでから10分以内に ZIP コードを SMS で送らないとアメリカ本土の電話番号が割り当たるそうで、ハワイの電話番号を割り当てたかったため操作できる状態までは電源をオフにしていました。
入国審査前や荷物を受け取るエリアは電話機を操作していると注意されますので、着陸してからか荷物を受け取って外に出てからになると思います。
アクティベーション操作はなく、SMS で 7850 宛にワイキキエリアの ZIP コード 96815 を送信したら電話番号とともに now active と言われて使えるようになりました。
iPhone は快調で結構 LTE でつながっていたのですが、Xperia はアンテナピクトに見慣れない E の表示。
データ通信はできるもののとても遅かったので何か問題があったのでしょうか。
ワイキキやカカアコ、それにパールハーバー辺りでしか使っていませんが、アラモアナセンターのフードコートで通信できない事があった以外では全く問題なし。
Uber での移動中も安定していました。
ハワイへの通話ももちろん問題なし。
電話番号が使い回しとなるためボイスメールにメッセージが結構たまっていたようですが、結局聞き方が分からず放置してしまいました。
Uber の運転手は SMS(向こうの人は TEXT と呼ぶらしい)をよく使うと聞いていましたが日本と同じで殆ど事前連絡はなく、有ったのは SMS 1回と電話2回でした。
Uber の登録電話番号を Ready SIM で割り当てられたハワイのものに変えてあるせいもあると思いますが、電話がいきなりくると焦りますね……。
英語が不得手なら TEXT で送って欲しいみたいな事を言うとそっちで送ってくれるらしいですが、私の場合は話せる人に変わってもらいました。
Google Map と Uber 及び写真のアップでちまちまと使いましたが 500MB は使い切らなかったです。
Top up(追加)が出来るような事が SMS で書いてありましたし、対応端末があってとりあえず使えればいいという人にはぴったりだと思います。
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