WF-1000XM3 と AirPods Pro
歴史の教科書に載るようなことが次から次に起きている今、皆様お元気でしょうか。
私は2月あたりからずっとリモートワークをしており、テレカンでは最初 WF-1000XM3 を使っておりました。
しかし思うところがあり、前から気にしていた AirPods Pro を購入しました。
両方を所有して随分経ちましたので、比較しながらどんなものか説明していこうと思います。
何故買ったのか
どちらが良い悪いという話ではなく、用途に合う合わないという面が大きかったです。
長時間装着しても楽で、音声を聞いて話すというテレカン用とみると AirPods Pro が良かったという事ですね。
音質については個人的には WF-1000XM3 の方が好みで良いと思っていますが、正直なところ個人差が大きくて優劣を決めにくいのではないかと考えています。
なので購入に際しては、最終的には試聴してみて決めることをおすすめします。
比較
それでは両者を比較していきたいと思います。
試聴について
WF-1000XM3 は家電量販店で試聴できるところが多いです。
自分の端末を使えるので、良く聞くリファレンスとなる曲を予め用意しておくと良いと思います。
一方 AirPods Pro はアップルストアで試聴可能です。
これがなかなか凄くて、なんと一つずつ新品をあけてくれます。
店頭の iPhone とペアリングをする操作から始まるので、簡単に使えることのアピールにもなっていますね。
お願いしたら自分の iPhone でも繋がせてもらえたので、こちらも良く聞く曲を用意しておくと良いと思います。
外音取り込みモードにして店員さんと話したときにとても自然に話せたのを体験したので、今回購入に至りました。
装着感について
WF-1000XM3 はぐっと押し込んで外の音を遮断する感じです。
きっちりとした装着感がありますが、長時間の装着は疲れを感じます。
1時間のテレカンを終えたら外したい感じ。
AirPods Pro は軽くつける感じです。
長時間でも楽ですが、話していたりするとたまにズレてきてしまうことがありました。
1時間のテレカンを終えても、そのまま装着していられます。
テレカン用として
WF-1000XM3 は外音取り込みモードでも自分の声がくぐもった感じになり、意識して喋らないといけない感じです。
慣れればそれほどでもありませんが、気になる点です。
AirPods Pro の外音取り込みモードは自然に話せます。
「つけていないよう」は言い過ぎかもしれませんが、それに近い物はあると思います。
テレカンに限らず、その場にいる人と話すのも WF-1000XM3 ほど違和感を感じないです。
ノイズキャンセリングについて
WF-1000XM3 はスパッと音を遮断する感じです。
音を出していなければアナウンスなどはまぁまぁ聞こえますが、音楽を流しているときは音楽に集中できる感じですね。
AirPods Pro はちょっと押されている感じを受けました。
乗り物酔いする方はもしかしたら苦手な感覚かもしれません。
アナウンスなどはよく聞こえますので、騒音を減らしているようなイメージでしょうか。
接続について
完全ワイヤレスイヤホンをいくつか使ったことがありますが、この接続安定性については世の中に電波が飛び交う以上難しいところです。
なので初めて完全ワイヤレスイヤホンを使う方とはちょっと感覚が違うかもしれません。
WF-1000XM3 はまれに途切れることがありましたが、だいたい安定していましたので問題ないと思います。
AirPods Pro はそれ以上に安定している感じでした。
音質について
前述のように個人差が大きいと思いますが……。
WF-1000XM3 は低音から高音までバランスがとても良いです。
音楽を聴くことにフィーチャーしているのだと思います。
AirPods Pro は特に高音のバランスが悪く、強く聞こえる部分があります。
音声は自然で、テレカンや音声教材、ラジオなどを聞く場合にはとても聞きやすいです。
まとめ
最終的には音楽をじっくり楽しむなら WF-1000XM3 で、音声をメインに聞くなら AirPods Pro という感じに棲み分けをしました。
やはり用途によってお勧めが変わるかなという印象です。
例えば、長時間装着するなら装着感と Qi 充電が出来る AirPods Pro がおすすめとかですね。
皆様の参考になれば幸いです。
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